ブログ BLOG

インビザライン矯正の治療期間はどれくらい?期間を短縮する5つのポイント

「インビザライン矯正の治療期間はどれくらい?」「治療期間を短くする方法はある?」「短期間で美しい歯並びを実現したい」と思っていませんか?
上記の疑問をお持ちの方は、矯正治療が長期化して、日常や仕事に悪影響を与えたくないと不安があるのではないでしょうか。インビザラインの平均的な治療期間は、全体矯正が「2〜3年」で、部分矯正が「半年〜1年」が目安です。
この記事では、インビザライン矯正の治療期間と期間を短縮するための5つのポイントを紹介します。また、治療期間が長くなる症例やケースまで詳しく紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。

1.インビザライン矯正の治療期間はどれくらい?

インビザライン矯正の治療期間について、以下に紹介します。

  • インビザライン治療の平均期間は2〜3年が一般的
  • 治療期間は歯並びや患者の状態によって異なる

それぞれ紹介します。

1-1.インビザライン治療の平均期間は2〜3年が一般的

インビザライン治療の平均期間は、全体矯正で「2〜3年」が一般的です。また、部分矯正では「半年〜1年」が目安となります。
しかし、従来のワイヤー矯正の治療期間は「1.5〜3年」程度のため、ワイヤー矯正の方が少し治療期間は短いです。

1-2.治療期間は歯並びや患者の状態によって異なる

インビザライン治療期間は、症状の程度や年齢によって異なる場合もあります。もし軽度の歯並び状態であれば、インビザライン矯正が6カ月程度で完了する場合もあります。

2.インビザライン矯正の治療期間が長くなる症例やケース

インビザライン矯正の治療期間が長くなる症例やケースは、以下のとおりです。

  • 歯並びや口腔状態が複雑
  • 抜歯が必要になった
  • 歯槽骨が硬い
  • ワイヤー矯正を併用している
  • 装着時間が足りていない
  • 浮いたまま装着している
  • 治療計画の変更が必要になった
  • 口内のトラブル(痛みや違和感)がある

ひとつずつ紹介します。

2-1.歯並びや口腔状態が複雑

歯並びや口腔状態が複雑な場合、治療期間が長くなりやすいです。とくに、重度の叢生や出っ歯など、歯列の乱れが著しい場合は治療期間が長くなります。
歯を大きく動かす必要があるため、通常より多くのマウスピースが必要です。また、顎の形状や噛み合わせの問題がある場合も、調整に時間がかかります。

2-2.抜歯が必要になった

抜歯をおこなう場合、歯の移動にスペースが必要なため、治療期間が延びることがあります。抜歯後の空隙を閉じるには時間がかかるため、通常の治療よりも長期間を要します。
ただし、抜歯によってより理想的な歯列弓の形成が可能です。

2-3.歯槽骨が硬い

年齢とともに歯槽骨が硬くなるため、歯の移動に時間がかかりやすいです。とくに、30代以降の患者では、若年層と比べて治療期間が長くなる傾向もある一方で、30代からでも1年程度で歯並びと噛み合わせが改善される場合もあります。

2-4.ワイヤー矯正を併用している

インビザラインのみで対応できない場合は、ワイヤー矯正を併用する場合があります。複雑な症例の場合、治療期間が延長する傾向にあります。
ワイヤー矯正とインビザライン矯正を組み合わせることで、より確実な治療効果を得られますが、治療が増える分の時間がかかりやすいです。
以下の記事では、ワイヤー矯正ついて詳しく紹介しているため、あわせてご覧ください。

関連記事:マウスピース矯正とインビザラインは何が違う?わかりやすく解説

2-5.装着時間が足りていない

インビザライン矯正では、1日20〜22時間のマウスピース装着が推奨されています。そのため、装着時間が不足すると予定どおりに歯が動かず、治療期間が長くなりやすいです。
食事や歯磨き以外の時間はマウスピースを装着し、推奨時間をしっかり守ることが重要です。
以下の記事では、インビザラインの装着時間について詳しく紹介しているため、あわせてご覧ください。

関連記事:インビザラインを1日つけ忘れた!矯正への影響や対処法・予防法を解説

2-6.浮いたまま装着している

マウスピースを正しく装着しないと、歯が予定どおりに動きません。とくに、マウスピースが歯から浮いたまま装着すると、効果を得られず治療期間が延びてしまいます。マウスピースをしっかりと歯にフィットさせ、隙間ない装着が大切です。
以下の記事では、インビザラインが浮く原因について詳しく紹介しているため、あわせてご覧ください。

関連記事:インビザラインが浮く!原因と対処法を解説

2-7.治療計画の変更が必要になった

インビザライン矯正では、治療開始前に歯の動きをシミュレーションしますが、計画どおりに歯が動かないケースもあります。たとえば、歯ぎしりや食いしばり、頬杖をつく癖などにより、歯の位置がズレるケースも多いです。
もし歯の位置がズレると、治療計画の変更が必要となり、マウスピースを追加するリファインメントがおこなわれます。リファインメントの回数は個人差もありますが、1回も必要ない方から2〜3回必要な方までさまざまです。
マウスピースの追加は、新たな作成期間と装着期間を要するため、治療期間が延びます。

2-8.口内のトラブル(痛みや違和感)がある

インビザライン矯正中の口内炎などの口内トラブルは、治療期間が長くなる原因です。たとえば、マウスピースのエッジが口腔内の粘膜にあたることで、口内炎ができる場合もあります。
また、歯列の移動にともなう噛み合わせの変化により、口内の粘膜が刺激されて口内炎が生じます。もし口内炎が繰り返し発生する場合は、治療計画の見直しやマウスピースの調整をおこないましょう。

3.治療期間を短縮するためのポイント6選

治療期間を短縮するためのポイントは、以下6つです。

  • マウスピースを指定どおりに装着する
  • マウスピースを定期的に交換する
  • 加速矯正装置を併用する
  • チューイーを活用する
  • 部分矯正を検討する
  • 定期的に歯科医院を受診する

それぞれ解説します。

3-1.マウスピースを指定どおりに装着する

インビザラインの効果を最大限に引き出すには、1日20〜22時間の装着が推奨されます。装着時間が短いと、歯の移動が遅れ、治療期間が延びやすいです。
マウスピースを装着する際は、チューイーを使用して約5分ほどしっかり噛み、すべての歯がマウスピースに収まっているか確認しましょう。マウスピースは、浮いていると効果がないため、正しく装着しましょう。

3-2.マウスピースを定期的に交換する

インビザラインのマウスピースは、通常1〜2週間ごとに交換が必要です。ただし、症例によっては4〜5日おきに交換するケースもあります。
マウスピースの交換頻度は、治療の進行にあわせて変更されるため、歯列矯正が終わりに近づくと交換間隔も短くなります。
治療計画どおりに進めるため、マウスピースを正しく定期的に交換しましょう。

3-3.加速矯正装置を併用する

治療期間を短縮するため、インビザラインとワイヤー矯正を併用する方法があります。ワイヤーの方が歯を動かす力が強いため、マウスピースのみの治療よりも効果が早いです。
ただし、審美性を重視する場合は、部分的にワイヤーを使用する方法もあります。併用によって治療期間を短縮できますが、見た目の変化については考慮が必要です。

3-4.チューイーを活用する

チューイーを使用すると、マウスピースと歯の密着度が高まり、矯正効果が向上します。チューイーとは、マウスピースを歯に密着させるために噛む、シリコン製のチューブのことです。
前歯から両隣の歯へ進みながら数回噛むことで、マウスピースが歯にしっかりとフィットします。結果的に、治療計画どおりに矯正を進められるため、治療期間の短縮につながります。
以下の記事では、インビザラインのチューイーについて詳しく紹介しているため、あわせてご覧ください。

関連記事:インビザラインのチューイーとは?使い方や注意点を徹底解説

3-5.部分矯正を検討する

全体矯正と比べ、部分矯正は治療期間が短くなる傾向にあります。全体矯正が2〜3年かかるのに対し、部分矯正では1年以内に終わるケースも多いです。
歯科医師と相談のうえ、部分矯正で十分な場合は、ひとつの選択肢として検討しましょう。

3-6.定期的に歯科医院を受診する

定期的な歯科受診は、治療の進捗確認や口腔内の健康を維持するために必要です。歯科医師が矯正の進み具合を確認し、必要時は調整をおこないます。
また、虫歯や歯周病の早期発見や治療により、矯正治療の中断を防げるため、結果的に治療計画どおりに進められます。

4.まとめ

インビザライン矯正の平均治療期間は、全体矯正が「2〜3年」、部分矯正が「半年〜1年」が一般的です。ただし、現時点で軽度の歯並び状態の場合は、インビザライン矯正が「6カ月」程度で完了するケースもあります。
また、インビザラインの効果を最大限に引き出すには、1日20〜22時間の装着が推奨されます。
矯正治療をできるだけ短期間で終わらせたい方や、治療後の美しい歯並びを実現したい方は、早めに矯正歯科を受診してみましょう。
きしもと刈谷矯正歯科クリニックでは、インビザライン矯正をはじめ、部分矯正やマウスピース矯正の無料相談を随時受け付けております。セカンドオピニオンでのご相談も受け付けておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

岸本 雅吉

監修者情報理事長 歯科医師(歯学博士)
岸本 雅吉

一生を左右する矯正治療だから、真剣になって欲しい、そして矯正するのであればすべての方に健康で幸せになって欲しいと考えております。
当院へご相談いただいた方が、一生モノの歯並びを手に入れられるように最善を尽くします。

詳しくはこちら