下顎枝矢状分割法 (SSRO) にて下顎の骨切りを行い、顎のずれと顎関節症の治療を行いました。顎がずれている方の場合、顎関節症状（関節雑音、開口障害、開口時痛、筋痛等）を伴うことも少なくありません。下顎と顎関節の位置を手術で健全な位置へ移動させ、矯正治療にて咬合を安定させることによって、下顎に附随する筋肉、靭帯等がバランスをとるようになり血流供給が改善され顎関節症状も改善いたしました。

横への拡大と傾いている奥歯をまっすぐに起こす矯正治療により、ガタガタが重度の歯並びも歯を抜いたり削ったりすることなく治療を終えることができました。

上顎（うわあご）の前歯を後ろに下げる治療と下顎（したあご）を前に出す治療を行い、適切なかみ合わせを得ることができました。出っ歯の治療は単に前歯を下げるだけでなく、下顎（したあご）の位置を適切な位置に移動させ、上下の歯がしっかりと咬める位置で治療を終えることが重要です。

下顎前突（受け口）は、手術が必要な場合が多いですが、当院開発のMK式矯正治療法により外科手術なしで治療を終えることができ、患者様に大変喜んで頂きました。ゴム掛けをよく頑張られましたね。当院では、外科手術を望まれない受け口、しゃくれの治療を行なっておりますので、ぜひご相談ください。もちろん外科手術を行う外科的矯正治療も多数行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

開咬（かいこう）という歯並びの状態は舌を出す癖が原因で、上下の歯に隙間ができてしまっている状態です。この状態では、「サ行」「カ行」「タ行」の発音がもれてしまいます。「です。」「でした。」などサ行の発音はよく使いますので、歯並びを改善することで発音もよくなりました。

側方への拡大と奥歯の傾きを治すことによりスペースを確保して配列しました。２番目の歯が内側に入っているだけで笑顔の印象など第一印象がかなり変わります。矯正治療では見た目はもちろん改善しますが、それだけでなく発音障害もなくなり、口腔機能が向上しました。

ワイヤー矯正により八重歯や小臼歯を抜かずに矯正治療を終えました。萎縮している顎を元の大きさまで広げること、倒れている大臼歯を後方へ起こして移動することによりスペースを確保し、配列しました。奥歯を本来の正しい位置に並べることで健康な歯を抜歯をせずに矯正治療が可能となります。

上の２番目の歯（側切歯：そくせっし）が内側に入っているとうまく咬めずに下顎がずれることが多くあります。下顎が後ろに下がると顎関節症を誘発したり、右や左にずれると顎変形症になったりうまく咀嚼できなくなったりと歯列の形態が悪いだけで咀嚼機能をも悪化させます。歯並びがガタガタしているという見た目に注目されがちですが、実際精密な検査を行うと咀嚼機能障害、嚥下障害、発音障害など機能面の低下が多くみられます。ワイヤー矯正にて不正な歯列を適切な位置へ配列し、下顎の位置を安定させることによって理想的な咀嚼運動ができるようになりました。

萎縮した骨を広げ、スペースを確保することで内側に入っていた歯を配列しました。舌を置くスペースも広くなり、発音、嚥下、咀嚼ともに機能が改善し、良好な咬み合わせとなりました。

側方拡大と奥歯の遠心傾斜移動により小臼歯非抜歯にて八重歯の矯正治療を行いました。健康な歯を抜かずに矯正治療を終えることができ、大変喜ばれていました。

非抜歯での矯正治療を希望されご来院されました。健康な歯を抜かずに１年ほどで矯正治療が終了いたしました。

上顎歯列の側方拡大と遠心傾斜移動により、飛び出していた八重歯も歯肉退縮することなく、整えることができました。萎縮していた顎骨を正常な状態に戻してあげることで、健康な小臼歯を抜かずに矯正治療を終えることができました。

側方への拡大と奥歯の整直（せいちょく：傾いている奥歯を真っ直ぐに起こす矯正治療）により歯を抜いたり削ったりすることなくワイヤー矯正治療を終えることができました。

下の奥歯が前方に傾斜して、その奥歯の倒れ込みが原因で顎がずれており前歯で食べ物が咬めない状態でした。ワイヤー矯正にて理想的な歯の位置に配列し、顎の位置を顎間ゴムで誘導することで、前歯で食べ物を咬めるようになりました。

奥歯の傾きを整直（せいちょく：傾いている奥歯を真っ直ぐに起こす矯正治療）させる矯正治療を行い、理想的なかみ合わせを獲得できました。

側方拡大により上顎前歯の突出感が改善され、下顎に関しては舌が置けるスペースが広くなったため、咀嚼嚥下がしやすくなりました。

奥歯の前方への傾斜により上顎（うわあご）の形がV字状の形で前歯が出っ歯になっておりました。ワイヤー矯正にてアーチフォームを整え、V字状の歯列からU字状の歯列へと修正することで上の前歯と下の前歯の隙間がなくなり、うまく食事をすることができるようになりました。

上顎前突（出っ歯）の治療と奥歯のすれ違い咬合の矯正治療を行いました。内側に倒れこんでいる歯を起こして適切なかみ合わせを付与することで、咀嚼機能が向上し長期的に健康なお口の状態となりました。飛び出していた前歯も内側に下がり、お口元もすっきりして笑顔も表情もさらに美しくなりました。

健康な歯を抜かずに削らずに矯正治療を行いました。骨格的に軽度の下顎前突であったため、下顎大臼歯部の圧下と前歯部の舌側傾斜にて矯正治療を行いました。

骨切りなどの手術は希望されなかったため、ワイヤー矯正治療のみで治療を行いました。下の奥歯を後方に動かすことで下顎前突を手術なし抜歯なしで治療することができました。

前歯が１本だけ反対咬合になっており、ワイヤー矯正にて治療を行いました。前歯の見た目だけの問題ではなく、左側の第一小臼歯が咬合していない状態でした。奥歯までの矯正治療を適切に行うことで、小臼歯大臼歯でしっかりと咬めるようになり、長期的に安定するかみ合わせとなりました。

受け口（下顎前突）を気にされ、来院されました。顎変形症の手術（外科的矯正治療）についてもご説明しましたが、希望されなかったため、小臼歯非抜歯にてワイヤー矯正治療を行いました。上顎前歯の唇側傾斜と下顎前歯の舌側傾斜、下顎大臼歯の遠心移動の矯正治療を行い、八重歯と受け口が改善いたしました。

下顎の第三大臼歯（親知らず）は抜歯し、抜歯したスペースに下顎の第二大臼歯～第一小臼歯までを遠心傾斜移動にて配列しました。手術することなく、受け口を改善することができました。

八重歯が気になるという主訴で来院されましたが、上下の歯が咬みあわない開咬（かいこう）という歯並びの状態でした。ワイヤー矯正にて治療し、約１年半で治療が終了しました。発音や飲み込みなど咀嚼機能も改善し、見た目もより素敵になりました。

上下の前歯をしっかりと咬ませることで、発音と咀嚼機能が改善されました。「～です。」「～と思います。」などサ行の息もれがなくなり、ホットドックやラーメンなども咬み切れるようになり、楽しく食事ができるようになりました。しかしながら開咬という状態は舌の動きで後戻りしやすい歯並びであるため、筋機能訓練と舌の体操をしっかりと行い歯並びの安定を注意深く経過観察していく必要があります。

前歯でまったく食べ物が咬み切れない開咬（かいこう）という歯並びの状態でした。奥歯のみでした咬めない状態でしたが前歯、小臼歯、大臼歯のすべての歯で食べ物が食べられるようになりました。奥歯だけあたっている状態は長期的にみると奥歯が一番最初に悪くなりやすいです。すべての歯が本来の歯の機能を存分に発揮できるようなかみ合わせの状態をつくることが大切です。

上顎前突（出っ歯）と開咬（かいこう）、叢生（そうせい）の矯正治療を行いました。不正咬合は単に１つの不正咬合というわけではなく、この症例のように複数の不正咬合を合併している状態が多いです。抜歯することなく矯正治療を終えることができ、食べ物も粉砕できるようになり、胃に負担をかけることがない咀嚼機能を得ることができました。

奥歯の治療を行い、咬合平面を変化させることで手術等なしで矯正治療を終えることができました。今まで食事に時間がかかっていましたが、ホットドックやラーメンなども前歯で咬み切れるようになり、食事がスムーズにとれるようになりました。

前歯のねじれが気になるとのことでご来院されました。下の前歯が全く見えていない深いかみ合わせの状態（過蓋咬合：かがいこうごう）でした。ワイヤー矯正にて奥歯の傾きを整え、まっすぐ咬めるようにし、かみ合わせの高さを上げる治療を行いました。

左上の２番目の歯が内側に入っていることが原因で、下顎を前に出すことができず本来の下顎の位置よりも後ろに下がってしまい、相対的な出っ歯の状態（下顎後退症：かがくこうたいしょう）で前歯が咬み合わない歯並びでした。歯並びを整え、下顎を前方位で咬合させることにより上下の歯が接触し食事がしやすい状態になりました。

上下ともV字状のアーチからU字状のアーチにすることでスペースを確保し、配列しました。出っ歯と隙間が改善し、舌を置くスペースも広くなり、呼吸・咀嚼・嚥下しやすいお口の状態となりました。

非抜歯にて歯列全体の配列を行い、手術にて下顎を後方に下げる治療を行いました。下顎の手術は、SSRO（下顎枝矢状分割術）という代表的な術式で連携医療機関先にて手術をしていただきました。下顎枝矢状分割法は、下顎前突症、下顎後退症、開咬症、下顎左右非対称などさまざまな顎変形症に適応できることから顎矯正手術の中ではもっとも代表的な術式で、分割した内外の両骨片間の接触面積が大きいため骨の癒合が速やかに行われて、後戻りが少ないのが特徴です。また、後方移動に際しても抜歯は行わないので、歯数を減じることはないので安心して治療が受けられます。

下顎前突の外科的矯正治療では、手術前の矯正治療中に上下の前歯の軸や角度が変化するため一時的に受け口が悪くなったように見えますが、手術後には改善します。健康な小臼歯を抜かずに外科的矯正治療治療を終えることができ、骨格も改善しました。

上下の歯が１本分ずれ、顔が歪んでいる状態でした。上下の歯列のアーチを拡大し、非抜歯にて配列したのちSSRO（下顎枝矢状分割術）にてセットバックと右方移動を行いました。機能面はもちろん、審美面が著しく改善し、大変喜んでくださり、たくさんの患者様をご紹介していただきました。ありがとうございます。

成長の過程で顎がずれてしまい、右側がクロスバイトになったままさらに顎が成長したことによって顔が曲がってしまった方の外科的矯正治療を行いました。上顎のアーチを広げ、手術（下顎枝垂直骨切り術 　IVRO：Intraoral Vertical Ramus Osteotomy）により骨格的なずれを修正し、左右均等に咀嚼できるように咬合を付与しました。

歯を抜いたり削ったりすることなくインビザライン矯正治療を終えることができ、理想的な歯並びとなりました。

側方への拡大と奥歯の整直（せいちょく：傾いている奥歯を真っ直ぐに起こす矯正治療）により歯を抜いたり削ったりすることなくインビザライン矯正治療を終えることができました。

左側（写真では右側）がはさみ状咬合（上の奥歯が外側、下の奥歯が内側にずれているために奥歯で咬めない状態）になっておりましたが、奥歯をしっかり配列することで両側で咬めるようになりました。

奥歯でのかみ合わせが強く、矯正治療前では下顎（したあご）に骨隆起（ストレス等が原因で無意識に起こる食いしばりにより、異常なかみ合わせの力が骨に加わることによってできる骨のこぶのようなもの）が存在しておりましたが、８本の奥歯に均等にかみ合わせの力を分散させることによって手術せずに骨隆起が消失しました。

奥歯の後方への移動を行うことで、八重歯のスペースを確保し、配列することで歯を抜いたり削ったりすることなく矯正治療を終えることができました。

当院のホワイトニングでは、1回の来院で1時間ほどですがワントーン歯が白くなり素敵な笑顔になりました。知覚過敏が生じにくい薬剤を使用しているため2回、3回と連続してホワイトニングが可能です。