成人矯正とは
見た目も機能の改善も
成人矯正治療とは、永久歯が生えそろった以降に行う、歯並び矯正治療のことです。歯を顎骨のなかで移動させることで、見た目にも美しく咬み合わせの整った理想的な歯並びを獲得することを目標とします。歯や歯を支える状況にもよりますが、基本的には矯正治療に年齢制限はありません。
一人ひとりの生活環境を
考慮した治療方法のご提案
「子育ても落ち着き、いつかやろうと思っていた矯正をやりたい」「70代80代になっても自分の歯で噛めるようにしていきたい」そのような理由で矯正を始める方もいらっしゃいます。患者さまそれぞれの状況にあった治療方法をご提案いたします。
当院の矯正治療
矯正治療専門の歯科医院
当院は、矯正治療を専門に行う歯科医院です。
働くスタッフすべて(理事長・院長をはじめ歯科医師、歯科衛生士など)が矯正治療に特化した経験を持っています。
当院で使用する矯正装置
- 完成物薬機法対象外の矯正歯科装置を使用しています。承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の、対象外となる場合があります。
- インビザラインは米アラインテクノロジー社のシステムをインビザラインジャパン社を通じて利用しています。
- インビザライン・システムの材料は薬事承認されていますが、日本国内の国家資格を持った医師や歯科技工士ではなく3Dプリンタ (ロボット) による製作のため薬事法の対象外となっています。
アンカースクリュー
を用いた矯正
通常、歯を動かしたい方向に力をかける際、奥歯などを固定源として歯列を移動させる力をかけます。その固定源がない場合や、力をかける方向がない場合(力をかけづらい場合)には顎の骨に小さなインプラントを埋め込み、そこを固定源にしてワイヤーを使用して歯を動かしていきます。
アンカースクリューを用いることで、他院では歯列を動かすことができない場合でも、非抜歯で治療を行うことが可能です。
部分矯正とは?
気になる一部分をきれいに矯正
部分矯正とは、前歯の一部分などピンポイントで気になる部分を矯正する治療法です。全体的な矯正に比べ治療費を抑えられるメリットがあります。また、矯正治療後の後戻りにより、部分的に歯列が乱れることも原因となります。気になるのが一部分でも、しっかりと原因を診断する必要がありますので、気になる歯列については、お気軽にご相談ください。
患者さまそれぞれにあった
最適な治療法を提案
一部分の矯正であれば、治療期間も短期で矯正装置も、透明なマウスピース矯正など目立たない方法もお選びいただけます。症例によっては、ブラケットを使用した矯正をおすすめする場合もありますが、歯列悪化の原因を正しく判断し、患者さまのご要望を伺った上で治療計画を立てていきますのでご安心ください。
よくあるご質問
患者様からよくいただく
ご質問にお答えします!
その他のご質問はお気軽にお問い合わせください
矯正治療に年齢制限はありますか?
矯正治療に年齢の制限はなく、お口の中の健康が保たれている状態であれば何歳でも矯正治療を行えます。
矯正前や矯正中のむし歯治療はどうなりますか?
むし歯があれば矯正前に治療を行います。矯正中のむし歯であってもワイヤーを外した状態で治療可能です。当院では、むし歯治療を含めた包括的な治療が可能ですので、ご安心ください。
矯正相談ではどんな事をするのですか?
矯正相談では、矯正治療についての知識を知っていただくための「説明会」と「初診相談」に分けて対応しています。
「矯正はどのようなことを行っていくのか」「歯並び悪化の原因」「適切な治療法とは何か」を知っていただくため説明会では、実際患者さまがお持ちのお悩みを問診票を記入いただき適切に回答ができるようにしております。
初診相談では、口腔内写真やCTを使用して、診断に必要な資料をとり、より具体的に治療内容についてお話し致します。(説明会に来ていただいた方は、初診相談を無料で行っています。)
矯正費用は医療費控除の対象になりますか?
矯正治療は美容目的の治療ではなく、不正咬合の治療です。不正咬合の治療にかかる費用は医療費控除の対象になります。
クレジットカードを利用できますか?
申し訳ございません。クレジットカードでのお支払いには対応しておりません。皆さまお振込みにて対応していただいております。
治療期間はどれぐらいかかりますか?
症状に応じて治療期間が変わりますが、10ヶ月~2年程度で概ねきれいな歯列となることが一般的です。
結婚式の時だけ装置を外す事はできますか?
マウスピース型の装置であれば、取り外しが可能なため1日だけ外すことは可能です。ブラケット型の装置は、当院で外す必要がありますので、事前にご相談ください。また、マウスピース型の装置についても、外すことは可能ですが、一度ご相談の上外していただくようお願いしております。
顎関節症は矯正治療で治りますか?
顎関節症は、咬み合わせの乱れから顎に負担がかかり炎症を起こしているケースもありますので、その場合は歯列の矯正で改善することがあります。気になる症状がある場合は、お気軽にご相談ください。
前歯など、気になる部分だけの矯正もできますか?
可能です。症状やご要望に合わせた治療を行いますので、お気軽にご相談ください。
笑った時に歯茎が見えてしまうのですが、矯正で治りますか?
いわゆるガミースマイルという症状かと思われます。歯列矯正によって改善する可能性が高いですので、一度ご相談ください。
矯正の装置で話しづらくなりますか?
個人差はありますが、装着当初は話しづらくなることが多いです。
矯正中は喫煙しても大丈夫でしょうか?
喫煙は可能ですが、様々な口腔内疾患や全身疾患のリスクを高めるため、可能であれば矯正中か否かを問わず禁煙をおすすめします。
歯周病でも矯正ができますか?
歯列移動の際の顎骨に影響がある歯周病では、まずは歯周病の完治を目指します。矯正治療中に歯周病が進行してしまうと、支える顎骨が治療計画通りではなくなり、最悪の場合は歯が抜け落ちてしまうことにつながるからです。
インプラントが入っていても矯正はできますか?
インプラント治療を行った歯は、顎骨(歯槽骨)内の移動が起こらないため、対象の歯を動かさずに治療計画を立てる必要があります。インプラント治療をお考えの方は、全顎的な診断をもとに治療を行える歯科医院をお選びいただくことが大切です。
矯正治療が終わった後も通院は必要ですか?
必要です。歯列移動が完了しても、生活習慣での悪い癖が残っていると、元の歯列位置に戻ろうという力が自然と働きます。そこで起こるのが後戻りという状態です。後戻りがされていないかなどを確認するためにも、通院を続けていただきます。
矯正治療後に歯並びが再び悪くなることはありますか?
治療計画が誤っている場合、保定装置を装着していない場合などは、再度悪化する可能性は十分にあります。歯並びだけを整える治療では、この状態が起こりやすいと言えます。当院では、原因からのアプローチを行いますので、比較的可能性は低いです。