症例紹介 CASE

ワイヤー矯正により八重歯と前歯のガタガタを治療した症例(小臼歯非抜歯)

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治療内容 ワイヤー矯正による八重歯、叢生(でこぼこ)の矯正治療(小臼歯非抜歯)
主訴 上下の前歯のガタガタが気になる。特に、上の2番目が中に入っていて、うまく磨けない。電動歯ブラシにして良くはなったけど、完璧に磨けていないのか、歯が着色してしまう。歯ブラシもすぐに開いてしまう。かみ合わせがうまく合わず、浮いてしまう。
治療期間 2年1か月
リスク・副作用 矯正治療中は噛み合わせが変化し、一時的に顎関節に負担がかかることで、顎関節に音や、痛み、開閉口障害などの顎関節症状が出ることがあります。矯正治療が終了するについて顎の位置が安定し、通常顎関節症状はなくなります。
治療費用 1,100,000円(税込)

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矯正医からのコメント

上の2番目の歯(側切歯:そくせっし)が内側に入っているとうまく咬めずに下顎がずれることが多くあります。下顎が後ろに下がると顎関節症を誘発したり、右や左にずれると顎変形症になったりうまく咀嚼できなくなったりと歯列の形態が悪いだけで咀嚼機能をも悪化させます。歯並びがガタガタしているという見た目に注目されがちですが、実際精密な検査を行うと咀嚼機能障害、嚥下障害、発音障害など機能面の低下が多くみられます。ワイヤー矯正にて不正な歯列を適切な位置へ配列し、下顎の位置を安定させることによって理想的な咀嚼運動ができるようになりました。